Tuesday, 1 January 2008

さあ、始まるザマスよ


大晦日の夜、日付が変わる午前零時に合わせて、
フランクフルトに向かった。

ドイツでは、大晦日を花火で祝う。

といっても花火を上げるのは、
花火職人とかじゃなく、その辺にいる一般人。
花火を買った人。

私が住むノイイーゼンブルグでも、
気の早い連中は、2日前くらいから花火を上げていて、
私の部屋(17階)からもよく見えた。

日本でも売っているような
ロケット花火がほとんどなんだけど、
驚くのはその花火の大きさ。

日本のロケット花火って、細い竹ひごに、
1cmくらいの太さの、筒状の花火がくっついてるような
ものだったと思うけど、こっちで売ってるのは、
竹ひごじゃなくてちゃんと棒。
それにくっついてる花火は、缶コーヒーくらいの大きさ。

いろんな種類の打ち上げ花火とか、
爆竹とかもあるみたいだけど、全部でかい。

フランクフルトではマイン川沿いに人が集まると聞き、
行ってみたんだけど、すごい数の人で、
しかもあちこちですごい数の花火が上がっていた。

もう、すぐそこ、というか、足下で
花火に点火しまくってるし、
たまに上じゃなく、横に飛んでる花火もあるし、
人ごみに突っ込んでいく花火もあるし、まあまあ危ない。
いやすごく危険。

それが午前零時になると、
抱き合って新年を祝う人達をよそに、
花火の勢いは加速して、いつの間にか、
煙で周りが見えなくなった。

動画を撮っておいたので、Tumblrに入れときます。
言葉で伝わらない凄まじさを、少しは感じてもらえると思います。

でもこれってどこか見晴らしのいいホテルとか、
そういう場所から見てもきっと綺麗だと思う。

確かに近くだと迫力あるし、熱気を感じるけど、
歩行者に爆竹を投げたり、
駅の中でも花火をするのはどうかなあ。

花火を楽しみに来たわけじゃない人も
駅にはいると思うしね。

というわけで、
あけましておめでとうございます。

紅白も年越しそばもなかったけど、
今年はドイツの花火で新年を迎えました。

大晦日の昨夜、日本との時差のため、
こちらでは少々早い、新年のご挨拶をメールでいただきました。

私も、みなさんにとって良い年になるよう願っています。

今年もよろしくお願いします。