2007年の別れ
今年のはじめ、海外で生活することが決まり、
それから日本での残りの日々をバタバタしながら過ごした。
新しい出会いがあったし、もちろん別れもあった。
けどその別れっていうのは、何なのか?
住んでる国は違うし、家は遠い。
同じ職場じゃないから一緒に働く事はない。
だからすぐに会えない。
その辺で一緒に飲むのも簡単じゃない。
そういう物質的な距離は認識してるんだけど、
本当の距離は、お互いの気持ちによって、
遠くなったり、近くなったりするんだと思う。
同じ職場で一緒に仕事するような仲間でも、
近くにいるのに、実際は距離がある関係だってあると思う。
だからいつも、新しく出会った人とは、
出来るだけ距離を近くしていこうと考えているし、
それは今も一緒だ。
そうやって良い関係が築ければ、その人との別れも
そんなには悲しくはない。
お互いを信頼する気持ちが支えてくれる。
お互いを心配する気持ちはあったとしても。
むしろ辛いのは、出会った人との距離がなかなか
縮まらないことで、当たり前だけど時間はかかる。
8月にドイツに来てからも落ち着ける訳なんてなく、
今年はずっとバタバタした年だったけど、
来年はもっと忙しくなりそう。
今から楽しみです。