Tuesday, 8 July 2008

末永い幸せ


以前にこのブログで登場した、ベランダのハトが戻って来た。

また卵を抱えていて、しかも今回はマンション改装の作業員も
ほうっておいているみたいで、わりと順調な仕事運びが出来ているみたいだ。

普段、卵を温めているのはメスの「ザルツ」で、
私が様子を見に近寄っても、全く動じない強さと、気品を合わせ持っている。

どうやら、そのザルツが昼過ぎくらいから翌朝まで、
飲まず食わずで卵を見守り、それからオスの「ヴィネガー」に引き継ぐ、
2羽の交代制で卵をみているようだ。
ちなみにこの2羽は、写真で確認したら以前と同じカップルのようで、
どうやらまだ続いてたみたい。

見ているとヴィネガーのほうは、結構さぼりがちで、
卵を温めずに寝ていたりする。
しかもちょっと私が近寄っただけで、すぐに卵を置いて
その場から逃げ出す、頼りないやつだ。
けどまたすぐ戻って来たりして、一応は自分の仕事に責任を感じているようだ。

そんな様子で、最近はほぼ毎日ベランダをチェックしてるもんだから、
無事にひながかえるといいなと思うんだけど、
ヴィネガーが全くだめで、卵が腹に全然おさまってないし、
もしかしたら無理なんじゃないかと思ってたんだけど、
ある日ベランダをのぞいたら、卵が1個ふえてた。

なんか、無事にひながかえるか、かえらないかはわからないし、
また作業員に片付けられるかも知れないけど、
そんなベランダのハトが気になっている自分に気付いて、
ふと、その2羽に感謝したい気持ちになった。