Thursday, 31 July 2008

うれしい夜


少し涼しくなり、過ごしやすくなっていたので、
外で飲む機会が増えてきた。
と思ったら、また暑くなり、
だからといって部屋に冷房があるわけではないので、
どっちにしろ、外で飲む機会が増えてきた。

外って、ほんとに外。
家の外の店の中じゃなく。

店にも冷房はだいたい無いので、
夏の暑い間はほとんどのカフェや、バーは店先に
客席を用意して、店の中は閉めてるとこもある。
客も、わざわざ暑い店内に入ろうとは思わないみたいだ。

そんな季節なので、外飲みが結構好きになって、
なかなか暗くならない夜を過ごしている。

だらだらと話したり、
ぐだぐだで時間を過ごしたり。
べろべろに酔っぱらったり。

そういう夜が、たった少しの時間であっても、
ほっとしたり、考えたり、笑ったりできる時間なら、
それは場所がどこであっても、気持ちがいい。

今、そういう時間を過ごせることをうれしく思う。

Tuesday, 8 July 2008

末永い幸せ


以前にこのブログで登場した、ベランダのハトが戻って来た。

また卵を抱えていて、しかも今回はマンション改装の作業員も
ほうっておいているみたいで、わりと順調な仕事運びが出来ているみたいだ。

普段、卵を温めているのはメスの「ザルツ」で、
私が様子を見に近寄っても、全く動じない強さと、気品を合わせ持っている。

どうやら、そのザルツが昼過ぎくらいから翌朝まで、
飲まず食わずで卵を見守り、それからオスの「ヴィネガー」に引き継ぐ、
2羽の交代制で卵をみているようだ。
ちなみにこの2羽は、写真で確認したら以前と同じカップルのようで、
どうやらまだ続いてたみたい。

見ているとヴィネガーのほうは、結構さぼりがちで、
卵を温めずに寝ていたりする。
しかもちょっと私が近寄っただけで、すぐに卵を置いて
その場から逃げ出す、頼りないやつだ。
けどまたすぐ戻って来たりして、一応は自分の仕事に責任を感じているようだ。

そんな様子で、最近はほぼ毎日ベランダをチェックしてるもんだから、
無事にひながかえるといいなと思うんだけど、
ヴィネガーが全くだめで、卵が腹に全然おさまってないし、
もしかしたら無理なんじゃないかと思ってたんだけど、
ある日ベランダをのぞいたら、卵が1個ふえてた。

なんか、無事にひながかえるか、かえらないかはわからないし、
また作業員に片付けられるかも知れないけど、
そんなベランダのハトが気になっている自分に気付いて、
ふと、その2羽に感謝したい気持ちになった。

Wednesday, 2 July 2008

再開するヨーロッパの夜


UEFA EURO 2008が終わった。

スペインの44年ぶりの優勝。

応援していたスウェーデンは、ビルヘルムソンの故障欠場や、
イブラヒモビッチの怪我からの不調もあり、惜しくもグループリーグ敗退。
同じく応援していたイタリアも、ピルロ、ガットゥーゾを欠いた準々決勝で
姿を消した。

順調に勝ち進んだ、今回のドイツのチームは、フィジカルに頼り、
創造性の欠けるサッカーをしているように見えたので、優勝して欲しくなかった。
また、メラーのような選手が出てくれば面白いと思う。
ただ、あまり好きじゃなかったシュバインシュタイガーだったけど、
決勝のプレーは良かった。献身的で、ひとり走り回っていた。

だけどスペインは強かった。
どの選手も高いレベルのテクニックを備えていて、コンビネーションも良かった。
そういうチームが優勝して、またヨーロッパのサッカーが面白くなってきたと思う。

大会が終わり、期間中は控えていた外食を解禁した。
またリーグが始まるけど、明るい夜、外で食べる食事もなかなかなものだ。