Monday, 12 May 2008

迷いの森の日


今日、午後から時間が出来たので、
最近良く行っている、森に向かった。
と言うのも、10日から13日までやっている「森の日」
というお祭りが、その森であるらしいからだ。

結論から言うと、「森の日」を楽しめたんだけど、
森をなめると痛い目に遭う事を学んだ。

まず、15時くらいに自転車で家を出て森に入り、
カフェで休憩してからお祭りの会場に出発した。

天気はすごく良くて、暑かったんだけど、
森の中はとても涼しくて過ごしやすい。
だから自転車で移動していても、
疲れるどころか、気持ちが良かった。

でもいつの間にか様子がおかしくなってきた。
今思うと当たり前の事だったんだけど、
会場のある場所も正確にわからなかったし、
この森はすごく広い。
南北3、4キロ、東西は10キロくらいはある。
すぐに方向感覚がおかしくなり、迷った。

何回か同じ道を行ったり来たりしたし、
どこだかわからない場所に着いてしまったり。
iPhoneのGoogleマップで現在地とかはわかるんだけど、
そんなの関係なく迷ったあげく、
気付いてみると住んでる町に戻って来てしまっていた。

森をなめていた。
それに気付いたのは18時半くらい。

その後も自転車のチェーンがはずれたり、
間違えて高速道路を逆走したりしつつ、
やっと会場を見つけたのは、もう20時だった。


こっちの祭りでは定番の移動遊園地をまわったり、
ビール飲んだりして、家に着いたのは
もう22時過ぎ。

すごくぐったりで、大満足だった。

Tuesday, 6 May 2008

ドラクエの風景


ここ最近、仕事が休みになると、なるべく早起きして、
サイクリングがてら、町外れにある森に出かける。

その森の中には、友人に教えてもらったカフェがあって、
そこでコーヒーを飲んでゆっくりして、
うまい空気で煙草を吸って、時には遅い朝食を食べて、
休日が始まる。

ドイツの森は、まさにドラクエのフィールドのようで、
町があって、そこを出てまた次の町に行く途中、
上ランクのモンスターが出そうなでかい森がある、あれ。

そもそも日本では、町が点在しているというより、
案内の標識が無ければ町境がわからないくらいで、
ドラクエだったら、どこからが町の外で、
どこからがフィールドになるのか、
モンスターが出るような雰囲気を
感じないマップデザインだけど、
日本で過ごした町には、こっちで言う森という規模のものはなく、
せいぜい林があるか、あとはもう山。
モンスターが出るとすれば、そういう山には
少し雰囲気を感じたけど。

でもこっちは、なだらかな平原、大小さまざまな森、
遠くには山があって、その中ににぽつぽつと町、都市、
あと城がある。
フィールドを冒険していて、
道がなかったら、気付かないで
通りすぎてしまう町もあるくらいだと思う。

自分以外に誰もいない広い平原もそうだけど、
その森なんかは本当になんか出そうな感じがある。

国とか人種とか、文化とかもそうだけど、
まず風景が違うということを最近、思い出した。

夜9時でも明るいから、
外でアイス食べてる風景だってなんか違う。