Monday, 31 December 2007

2007年の別れ


今年のはじめ、海外で生活することが決まり、
それから日本での残りの日々をバタバタしながら過ごした。

新しい出会いがあったし、もちろん別れもあった。

けどその別れっていうのは、何なのか?

住んでる国は違うし、家は遠い。
同じ職場じゃないから一緒に働く事はない。
だからすぐに会えない。
その辺で一緒に飲むのも簡単じゃない。

そういう物質的な距離は認識してるんだけど、
本当の距離は、お互いの気持ちによって、
遠くなったり、近くなったりするんだと思う。

同じ職場で一緒に仕事するような仲間でも、
近くにいるのに、実際は距離がある関係だってあると思う。

だからいつも、新しく出会った人とは、
出来るだけ距離を近くしていこうと考えているし、
それは今も一緒だ。

そうやって良い関係が築ければ、その人との別れも
そんなには悲しくはない。
お互いを信頼する気持ちが支えてくれる。
お互いを心配する気持ちはあったとしても。

むしろ辛いのは、出会った人との距離がなかなか
縮まらないことで、当たり前だけど時間はかかる。

8月にドイツに来てからも落ち着ける訳なんてなく、
今年はずっとバタバタした年だったけど、
来年はもっと忙しくなりそう。

今から楽しみです。

Tuesday, 25 December 2007

美術館と教会と


ドイツでのクリスマスを迎えた。

日本ではクリスマスの時に何をしてたかなと考えてみると、
ケーキ食べたり、ケンタッキーのフライドチキンを
食べてたくらいしか、思いつかなかった。
もちろん仕事は休みじゃなかったし。

クリスマスの今日、仕事は休みだったので、
どう過ごそうかと少し前から考えてはいたんだけど、
レストラン、カフェ、スーパー等のお店はどこも休み。
開いているのはマクドナルド、バーガーキングのいくつかと、
一部のインビス、美術館や教会くらい。
だから、それ全部に行ってみた。

前から行ってみたかった、「MMK」という現代美術館は、
建物の中が入り組んでいるわりには、
作品数はそれほど多くなかったけど、
ちょっとは「お?」と思えるのもあったし、
写真撮影の許可もくれたので、まあまあだった。

その後、近くの教会にクリスマスミサに行ってみた。

入って座った時、まばらだった人の数は、次第に増え、
ミサが始まる頃には満員になり、もう帰るに帰れなくなった。

聖歌を歌ったり、司祭に続いてお祈りを唱えたり、
その間も立ったり、座ったり。
私以外のみんなは、
当たり前のように、当たり前のタイミングで、
歌ったり、立ったり座ったりするんだけど、
それに習って、私も立ったり座ったりしてたら
だんだん疲れてきたので帰る事にした。

だけど周りの人と握手したり、
なんとなく雰囲気を感じる事が出来たのは、
なんだか良かったと思う。

帰ってからは、やっぱり、ケンタッキーのフライドチキンを食べた。

Link:
MMK Frankfurt am Main

Tuesday, 11 December 2007

クリスマスナイツ


12月13日、
Wii用ゲームソフト「ナイツ ~星降る夜の物語~」が発売される。

うれしいことに、ドイツでも来年の1月に発売が予定されている。
1996年にセガサターンで発売された作品の続編がついに。

また、どうやらその前作のサターン版もリメイクされて、
PS2で来年の発売予定だそうだ。

11年前、サターン版「ナイツ」発売当時の私はその日、
パチンコでちょい勝ちして気分が良くなり、
弟達にゲームでも買って行ってやるか、と寄ったゲームショップで、
たまたま目を引いた、マルチコントローラ同梱の「ナイツ」を
買って帰った。

帰ってやってみると、すごかった。
アクションゲームであんな体験が出来るとは思わなかった。
操作に慣れると、自由に空を飛び回れるようになって、
実際には自分自身は飛べないのに、その感覚が伝わってくるようだった。

結局、弟達と共に夢中になってしまったんだけど、
もうゲーム離れしてもおかしくないその時期に、このゲームをやった事で、
私はいまだにゲームファンだし、このままずっとゲームファンでいたい、
と思っている。

セガサターン版発売後、新ハード発売の度に、
「ナイツ」続編の発表を期待していたんだけど、
今はやっと、「ナイツ」で遊べるのがわかり、
今度はその内容に期待してしまっている。

メッセージは伝わってくるのに、言葉が必要ではない内容だったので、
現在ドイツ版の購入を検討中。

詳しい情報は、公式サイトへどうぞ。
右側Linkの「Tumblr:worthlesscrum」からも、新旧ナイツの
ホームページにいけます。

Link:
Amazon.co.jp/ナイツ〜星降る夜の物語〜

Wednesday, 5 December 2007

クリスマスにつながる


iPhoneを買った。

言語環境はドイツ語、英語、フランス語、イタリア語から
選ぶので、何だかわからない時もあるけど、
触っているだけで楽しくなるインターフェイスだ。

1番安いプランで、月に49ユーロ。
100分の無料通話と、200MBまでのW-LAN利用が含まれている。
Wi-Fiを使えば、フランクフルトでは結構、ネットがつながる。

日本では外出中に使ってたのはi-modeくらいで、
なかなか外でネットにつなげることはなかったんだけど、
今は、いろんなところでつながるかどうか試している。
駅とか、近くの飲み屋とか、先日行ったレーマー広場の
クリスマスマーケットでも試した。
つながらないところはつながらないし、
やっぱり移動中は無理だけど、とにかくどこでも触っている。

低速ネットワークだけど、ブラウザはまあ使いやすいと思うし、
なによりタッチするのが楽しい。
アイデアとデザインと技術に未来を感じる。

ただ不満だったのは日本語入力が出来ない事。
日本でiPod touch出てるんだから別にいいじゃんって
思ったけど、今はNiPhoneというのを使わせてもらっていて、
非常に助かっている。

日本に居る時から気になってた、
クリスマスマーケットのグリューヴァインも美味しかったし、
また今度飲みに行こうと思う。
けどしばらくはiPhoneを触っていると思う。

Link:
NiPhone