Friday, 31 August 2007

なんとかドイツに立つ

8月6日
12時間のフライトを経て、フランクフルトに着いた。
アパートはノイイーゼンブルグという街にあって17階。
想像してもいなかった心細さ。
それを上回らなきゃいけない期待。
日本国内の引っ越しとは違うに決まってる。

自然と集中力が高まる。
今日はとにかく、内容が濃すぎた。
すげー眠い。
なのに起きていられる。
なんか本能的に覚醒するというか。
けどもう寝ないと。
まだまだ、始まってもいないんだし。


8月7日
午前中、住民登録を済ませた。
店に案内され、従業員を紹介してもらった。
食事をして、買い物をした後、部屋に戻り、ドイツ語の勉強。
アパートの隣はショッピングセンターになっていて
とても便利だとわかった。

8月8日
天気は雨。
スーパーで塩、こしょう等、買い物をして、
午後、傘をさして、ノイイーゼンブルグの街を観察しながら
歩いて社長の家へ。
奥さんとドイツ語の勉強をした後、
少し社長と話した。
私はまだ仕事にかかってはいないので、何とも言えないが、
いろいろなことに対して気合いが入った。

8月9日
シャーペンの芯を探しに、ショッピングセンターの中を
見て回ったけど、なぜか売り切れ。
仕方ないから食材だけ買って帰り、午後からドイツ語の勉強。
夜、アパートに残ってた期限切れの米を炊いて、チャーハンを作った。
すげーまずい。
サラダはレモンジュースでドレッシングを作ってかけた。
まあうまい。

アパートの向かいにサブウェイがあった。

8月10日
午前中、外人局にビザの受け取りに行った。
少し待たされたけど、すんなりビザは下りた。
その後、役所に納税カードをもらいに行き、
日本食レストランでかつ丼を食った。
「俺のほうが美味しく作れるよ。」と思ったけど、
量が多いし、とんかつ好きだから、満足だった。
アパートに戻ると、ポストに、ドイツテレコムからの不在票が
入っていた。
結局、電話回線はまだ開かないみたい。
アパートの下にある、ケバブ屋のサラダが美味しい。
夜、従業員の1人が訪ねて来てくれた。

8月11日
昨日来た従業員が、郵便局にシャーペンの芯があるかも、と
教えてくれたので、行って聞いてみたけどなかった。
こっちじゃあんまり使わないのかな。
昼食はマックで買って部屋で食べ、夕方(と言っても19時前だけど)、
従業員全員がどかどかっと来た。
みんなで歓迎会をしてくれるらしく、バスで街のはずれにあるドイツ料理の
レストランへ向かい、食事をした。
料理は結構美味しかったし、なんとか全員の名前を覚えることができて、
良かったと思う。

8月12日
今日は日曜日。
ちょっと散歩してみたら、噂通りほとんど店はやっていない。
近くのキオスクがやっていたので煙草を買った。

8月13日
初出勤。
月曜は休業日だけど、次の日の仕込みがあるため、午前中だけ
交代で出勤している。
途中、市場に食材を買いに行き、次の日の従業員の昼食を作った。
仕事が終わった後は、スーパーで買い物。
月曜しかスーパーに行く時間がないので、食材を買い込んだ。
そして、やっとシャーペンの芯を見つけた。

8月14日
出勤2日目。
ドイツ人相手の接客を経験した。
何言ってるか全然わかんない時もあったけど、まあ、こんなもんなのかな。
ドイツは日本に比べるとやっぱり不便なところがある。
結局、そういうほうが自然な気がする。

8月17日
朝、出勤に使うバスに間に合わなかった。
次のバスは30分後なので、遅刻確実。
入社して間もないのに遅刻はまずい。
あまり走っていないタクシーが通りかかったので、
なんとか間に合った。

8月18日
今日もタクシーを使ってしまった。
バスの本数が少なすぎる。
だけどこのままタクシー通勤を続けていたら、
やっていけなくなる。
土曜の仕事は少し早く終わるので、
他の従業員の部屋で一緒にビールを飲み、食事をした。

8月19日
日曜。
お昼頃まで寝て、1週間分の洗濯をした。
その後、アパート下のケバブを食いながら、
予定通り、ドイツ語の勉強。
やってもやっても足りないくらい、なにしろ1からだから、
これに関しても、焦ってはいる。

8月20日
仕事をはじめ、1週間がまわった。
仕事はお昼までで、その後、社長と従業員で昼食を食べ、コーヒーを飲む。
みんなを車で送った後、社長に誘われ、住んでいる町の郊外の喫茶店で、
2人で話をした。

8月23日
バスに間に合わなくて、またタクシーを使ってしまった。
普段はバスと地下鉄を使って30分くらいのところ、
タクシーを使うと20分弱で店に着くので、
なんとか遅刻をしないで済んだ。
昨日の昼間、日本対カメルーンの試合があったんだけど、
その時間はまだ仕事だったので観れなかった。
今日、結果を日経新聞で知った。
勝ったみたいで良かった。

8月25日
マイン川沿いのフランクフルトのお祭りに行った。
金魚すくいとかはないけど、いっぱい屋台とか出ていて相当規模がでかい。
人もすげえいた。


8月26日
お店にアルバイトで来ている従業員と、
路面電車で森の中のカフェに行った。
軽く食事をしながらビールを飲み、
まじめな話やくだらない話をした。
彼と別れた後、アパートの近くのネットカフェに行ったけど、
日本語対応していなかったので、駅前通りの普通のカフェに行った。
夜、アパートにいると、近くの寮に住んでいる先輩従業員が来た。

8月31日
やっと部屋のネットが開通した。
届いていたメールの量に驚いたり、何人かにメールを書いたりして、
今、これを書いている。

Tuesday, 24 July 2007

軍手の思い出


お世話になっていた職場を辞めた。

当初から、私が短期間の勤務になることを知っていたにもかかわらず、
職場のみなさんは、私の想像以上に良く接してくれて、
たくさん面倒をみてもらった。

私はそれに仕事で応えようと、続けてきたが、
もう時間が無くなってしまった。

また、今回も、出会った人たちは、私の頭の中に記憶として残る。
その思い出に、またお世話になることがあると思う。

ありがとうございます。

Thursday, 19 July 2007

みずいろの心理


未だ箱の中にしまってある「アントクアリウム」。
みずいろの硬い寒天のようなジェルが入ったこのアクリルのケースに、
アリを入れると、そのジェルに穴を掘り、巣を作るというもの。

ジェルはアリのエサにもなっていて、
スペースシャトルで宇宙に行ったこともあって、
だから私はちょっと大きめのアリを捕まえたいんだけど。
ちょっと探したら、近くにアリがいないから。

このジェルに関心したからってわけじゃないと思うけど、
この部屋には、みずいろのものが結構あることが気になった。
気になったら止まらなくなったので、少し集めてみた。

全部が自分で買ったものではなくて、頂いたものや、
弟のもある。

みずいろには、色彩心理上、思考力、洞察力を高め、
優しさ、安らぎを与えるという説があって、
私も少し、身に覚えがある。

子供の頃、新しい学校へ転校する前、
最後に友達と遊んだ、晴れた午後のこと。

私は何かのはずみで転んで、地面の上に仰向けになった。
気付くと、空だけが目に映っていた。
意識して空を見たのは、それが初めてだったと思う。

今でもよく覚えているのは、物凄く安心したこと。
友達と別れる悲しい気持ちや、新たな土地への不安に向き合い、
子供の私はその時、冷静に覚悟を決めた。
何だかわからないけど、泣きそうなくらいに、
空のみずいろは安らかで、落ち着かせてくれた。

現在もし、自分自身で、みずいろを選んでいるんだとしたら、
それは心のどこかで、安定を求めているのかも知れない。

だけどそれは、他にも何か求めているものがあるから、
そういう気持ちになるんじゃないかと思う。

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Monday, 16 July 2007

幸せな時間

昨日、平原と約束していた、そばを食いに「上山」へ。

数年前に平原と来た時、客は自分達だけだったこの店が、
今では1時間待ち当たり前の店になっているそうだ。

また、うまいそばを食いに、今回は平原の家族、それから彼女と。

そばも美味しかったけど、平原の家族とまた会えたのが
うれしかった。
次男が誕生して、また忙しくなった奥さんは以前より魅力を増し、
長男は逆さの世界にご機嫌な様子。
この家族の成長を近くで見れた、幸せなお昼だった。

食事に満足した彼女と私は、
実家の脇を流れる小川を見ながら散歩してみた。

台風が通り過ぎた後の風景。
どこかに隠れてた虫も、ひと安心な様子。

夜。
今度は私の両親、彼女と、ステーキを食いに、
「肉のふきあげ」へ。
私自身は、はじめて行ったその店だけど、地元では有名らしい。

私はステーキに夢中だし、
両親と彼女と同じ時間を過ごせた、幸せな夕食だった。

思いがけず贅沢な1日だったなあ。
と、昨日を振り返りつつの帰京でした。

Saturday, 14 July 2007

日本列島の中心


栃木県佐野市へ。

日本には、様々な日本列島中心地点があるようだが、
佐野(旧田沼町)もそのひとつだそうだ。
それよりも佐野ラーメンとか、佐野厄よけ大師のほうが
知られていると思う。

その佐野市にまた帰ってきた。
雷が多いし、明日は台風みたいだけど、
私にとっては、日本の中心より、興味をひくものがたくさんある。

山と空の表情もそのひとつだ。
今回のもなかなか。
びびった。
また、よろしくお願いします。